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SRTとは?SRT字幕ファイルの作成方法

字幕を付けることで、聴覚に障がいのある方でも内容を理解できるようになるだけでなく、カフェや電車内など音を出しにくい環境でも動画を視聴できます。また、語学学習に役立つほか、検索エンジンに内容を正しく伝えられるため、SEO効果の向上にもつながります。

では、字幕ファイルはどのように作成すればよいのでしょうか?

動画編集やSNSへの動画投稿を始めたばかりの方なら、一度はこんな疑問を持ったことがあるかもしれません。

字幕ファイルについて調べてみると、「SRT」「タイムコード」「字幕形式」など専門用語が多く、意外と難しく感じるものです。

そこで本記事では、SRTファイルとは何か、作成方法、字幕を付けるメリットについて、初心者の方にもわかりやすく解説します。

SRTファイルとは?

SRTファイルとは何か

SRTファイルは、最も一般的に使われている字幕ファイル形式のひとつです。「SubRip Text」で、拡張子は「.srt」となります。

字幕として表示するテキスト内容と、表示される開始・終了時間を記録できるのが特徴で、YouTubeをはじめ、多くの動画編集ソフトや動画配信サービスに対応しています。

Adobe Premiere Pro、DaVinci Resolveなどの編集ソフトでも利用でき、初心者からプロまで幅広く使われている字幕形式です。

SRTファイルの最大の魅力は、構造がとてもシンプルなこと。テキストファイルとして編集できるため、特別な知識がなくても作成・修正が可能です。

tip: SRTファイル以外にも、VTTファイルやASSファイルといった字幕形式は存在しますが、最も広く使われているのがSRTファイルです。対応している動画編集ソフトや動画配信プラットフォームが多く、構造もシンプルなため、初心者でも扱いやすい字幕ファイル形式といえます。

SRTファイルに含まれる内容

SRTファイルは、以下の3つの要素で構成されています。

1. 字幕番号(連番)
2. 表示時間(タイムコード)
3. 字幕として表示されるテキスト

例として、以下のような形式になります。

このように、SRTファイルは非常にシンプルな構造なので、慣れてしまえば誰でも簡単に作成できます。

なぜSRT字幕ファイルを作成するの?

近年、動画コンテンツの増加やグローバル化、アクセシビリティへの関心の高まりにより、字幕の重要性はますます高まっています。

ここでは、SRT字幕ファイルを作成する主なメリットを紹介します。

1. アクセシビリティの向上

字幕は、聴覚に障がいのある方だけでなく、音が出せない環境(電車・カフェ・深夜など)でも動画を楽しめるようにします。

また、高齢者や外国人、学習者にとっても内容理解を助ける重要な役割を果たします。

2. グローバル対応・多言語展開がしやすい

SRTはテキストファイルなので、日本語 → 英語 / 中国語 / 韓国語 などへの翻訳が簡単になります。同じ動画に複数言語の字幕を追加するため、海外視聴者の獲得につながります。

3. YouTube SEO・検索流入に強くなる

YouTubeは字幕テキストを検索・解析対象にしています。

検索エンジンは動画の内容を直接理解できませんが、SRT字幕ファイルに含まれるテキスト情報、キーワードはSEO対策として有効です。そして、自動字幕よりも正確な内容をGoogle / YouTubeが理解できるので、関連動画・検索結果に表示されやすくなります。

4. 自動字幕より正確・信頼性が高い

YouTubeなどの動画プラットフォームの自動字幕は便利ですが、専門用語・固有名詞に弱い、日本語の誤変換が多い、句読点や文の区切りが不自然などのデメリットがあります。

手動で作成したSRTなら、ブランドの信頼性・動画の質を大きく高められます。

5. 編集・再利用がしやすい

SRTファイルは動画とは別に管理できるため、字幕だけを後から修正・更新できます。

誤字修正や情報更新も簡単です。

SRTファイルを作成する3つの方法

SRTファイルの作成方法は、大きく分けて次の3つがあります。

1. テキストデータから手動で作成する
2. 動画編集ソフトで自動生成する
3. 字幕作成サービスを利用する

1. テキストデータからSRTファイルを作成する方法

最も基本的な方法が、メモ帳などのテキストエディタを使って手動で作成する方法です。

すでに台本や文字起こしデータがある場合は、時間指定を追加するだけでSRTファイルを作成できます。

作成後は、拡張子を「.srt」、文字コードを「UTF-8」で保存してください。

テキストデータからSRTファイルを作成する方法

2. 動画編集ソフトでSRTファイルを自動作成する方法

多くの動画編集ソフトには、音声認識による字幕生成機能が搭載されています。

この機能を使えば、動画を読み込むだけで自動的に字幕が生成され、SRTファイルとして書き出すことが可能です。

動画編集ソフトでSRTファイルを自動作成する方法

3. 字幕作成サービスを利用してSRTを作成する方法

テキストデータからSRTファイルを作成するのは、意外と時間がかかる作業です。

10分程度の動画でも、字幕作成に数時間かかることは珍しくありません。特に字幕の内容、時間調整などの作業はかなり時間がかかります。そんなときに便利なのが、AI文字起こし・字幕作成サービスの活用です。

中でも「文字起こしさん」、NottaなどのAI字幕作成サービスは、動画ファイルをアップロードするだけで、高精度なSRT字幕ファイルを自動生成できます。

日本語だけでなく多言語にも対応しております。

字幕作成サービスを利用してSRTを作成する方法

FAQ(よくある質問)

Q1. SRT字幕ファイルとテロップの違いは何ですか?

SRT字幕は動画とは別ファイルとして管理され、表示・非表示を切り替えられます。一方、テロップ(埋め込み字幕)は動画に直接焼き付けるため、後から編集や非表示はできません。

Q2. SRTファイルとTXTファイルの違いは?

TXTファイルは単なるテキストデータですが、SRTファイルには字幕番号と表示時間(タイムコード)が含まれています。そのため、動画と連動して字幕を表示できるのがSRTの特徴です。

Q3. SRT形式の字幕データとは何ですか?

SRT形式とは、字幕テキストと表示時間を記録した標準的な字幕データ形式です。

YouTubeや多くの動画編集ソフトに対応しており、最も汎用性の高い字幕形式といえます。

Q4. SRTファイルを編集できるフリーソフトはありますか?

はい、あります。メモ帳などのテキストエディタでも編集できますし、字幕専用の無料ソフトを使えば、より簡単に調整できます。

終わり

SRTファイルは、字幕を付けたいときに最も扱いやすい字幕形式です。手動作成・編集ソフト・字幕作成サービスなど、自分の作業スタイルに合った方法を選びましょう。

字幕を活用することで、動画の価値や視聴体験は大きく向上します。ぜひSRT字幕ファイルの作成にチャレンジしてみてください。

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